さて、早速初めてのプログラミングをやってみましょう。
今回の目標
今回作るのはボタンを押したらメッセージが表示されるプログラミングをしていきます。下の動画をみてみてください。
本日のゴール
マクロが使えるブックを作成する
まずはエクセルファイルを作成しましょう。エクセルを開いて[名前を付けて保存]をします。この際にファイルの種類を[Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)]にしましょう。
![](https://uedive.net/wp-content/uploads/2020/05/excel-lesson-booksave-1024x764.png)
Visual Basicを開く
![](https://uedive.net/wp-content/uploads/2020/05/excel-lesson-vb-open-1024x570.png)
モジュールを追加する
![[Microsoft Excel Objects]を右クリック](https://uedive.net/wp-content/uploads/2020/05/excel-lesson-add-module-1-1024x576.png)
![[挿入(N)]>[標準モジュール(M)]](https://uedive.net/wp-content/uploads/2020/05/excel-lesson-add-module-2-1024x576.png)
![](https://uedive.net/wp-content/uploads/2020/05/excel-lesson-add-module-3-1-1024x576.png)
コーディング
ではコーディングをしてみましょう。先ほど作成したModule1をダブルクリックして出てきた画面に以下のコードを打ち込んでみましょう。
Sub Helloworld()
MsgBox "Hello World!!"
End Sub
![](https://uedive.net/wp-content/uploads/2020/05/excel-lesson-coding-hello-world1-1024x576.png)
実行してみる
コーディングが終わったら実行してみましょう。Excelにボタンを置いてそれを押したら実行できるようにします。
![](https://uedive.net/wp-content/uploads/2020/05/excel-lesson-coding-hello-world2-1024x576.png)
張り付けたときにウインドウが出てきたら先ほど作成した[Helloworld]を選択して[OK]を押してください。
![](https://uedive.net/wp-content/uploads/2020/05/excel-lesson-coding-hello-world3-1024x576.png)
できたボタンを押してみましょう。ゴールのようになったら完了です。
![](https://uedive.net/wp-content/uploads/2020/05/excel-lesson-coding-hello-world4-1024x576.png)
コード解説
今回のコードは難しくありません。
Sub Helloworld()
MsgBox "Hello World!!"
End Sub
Sub Helloworld() の部分はマクロ(プログラム)の実行する単位を決めるものです。詳しい説明は省きますが、この[Sub]から[End Sub]までが実行されることになっています。
Helloworldはこの実行する単位の名前のようなもので先ほどボタンを配置したときに選択した名前になっています。
MsgBox "Hello World!!" の部分は関数というものになります。
MsgBox はメッセージボックス(Message Box)を表していて指定した文字を画面に表示してくれます。
指定する文字は"(ダブルクォーテーション)で囲んで指定します。つまり以下のようにコーディングすると「こんにちは!!」と表示させることができます。いろんな文字を指定してみましょう。
Sub Helloworld()
MsgBox "こんにちは!!"
End Sub
まとめ
うまくできましたか?わからないところがあればコメントに質問をしてくださいね。今回はメッセージボックスを表示してExcelに関することに触れていませんが次はあるセルに文字を表示できるプログラムを作成します。